参議院選挙(比例代表=全国区)投票方法と仕組み(2019年)

ご質問を受ける機会が多くなりましたので、参議院選挙「投票方法と仕組み」(2019年)をお伝えします。

 

「良識の府」と言われる参議院は、各分野の専門家らがじっくりと審議、議論する場です。
そのため任期は6年と長く、3年ごとに半数ずつ改選する仕組みになっています。
衆議院のような解散もありません。

 

その参議院の選挙制度において最も混乱しやすいのが「比例代表」(全国区)でしょう。

「比例代表」制度は衆議院にもありますが、それとは大きく異なるものです。

 

参議院選挙は「選挙区」(主に都道府県別)と「比例代表」(全国)が完全に独立しています。

選挙区と比例代表の重複立候補はできません。

したがって、衆議院選挙のような “比例復活” もありません。

 

また、衆議院の比例は地域別に11のブロックに分かれていますが、参議院は日本全国で1つのブロック、すなわち全国区なのです。

 

以下、参議院選挙に特有の「比例代表」制度(全国区)の投票方法と仕組みについて、簡潔にご説明いたします。

 

 

参議院選挙では、2つの投票を行います。
1)選挙区(熊本県選挙区、東京都選挙区など)
2)比例代表(いわゆる全国区

 

どの投票所でも1)2)の順番で投票を行います。

 

2)の比例代表は「候補者名」(または「政党名」)を書いて投票します。
この合計が政党ごとの総得票数になるのです。

 

そして、政党ごとの総得票数によって、各政党の当選者数が決まります。

その仕組み(ドント方式)は複雑なのでここでは割愛します。
仮に、〇〇党が24人、△△党が5人、と当選者数が決まったものとしましょう。

 

では、誰が当選者になるのでしょう?

 

政党内での順位によるのです。そしてそれは、「候補者名」の得票数によって決まるのです。
たとえば〇〇党の当選者数は24人ですから、党内で24位の人は当選、25位なら落選となります。

 

つまり、スポーツのように、同じチーム(党)で結束しながらも、代表選考・ポジション争いではライバルでもある、という仕組みですね。

切磋琢磨です!

 

※公職選挙法が改正され、2019年の参議院選挙には比例順位に「特定枠」が設けられます。
たとえば政党が1位と2位の候補者をあらかじめ決めた場合、この候補者は個人的な得票数に関係なくその順位を獲得します。

 

本田あきこ
日本薬剤師連盟 副会長/薬剤師
自由民主党

参考記事:
●第25回参議院議員選挙(2019年)の自民党候補予定者が発表されました
https://www.honda-akiko.jp/news/2287.html

●「今年の参院選は、いつ?」参院選(2019年)の日程について

https://www.honda-akiko.jp/news/3708.html

●自民党の参議院選挙(2019年)全国比例候補者として正式に公認されました
https://www.honda-akiko.jp/news/4185.html

●一人暮らしや下宿の学生さんへ。住民票と不在者投票について
https://www.honda-akiko.jp/news/4740.html

●2019年 衆参同日選挙(ダブル選挙)はある?日程は?投票方法は?
https://www.honda-akiko.jp/news/5338.html

 

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