地震に備えていた西原村

 

16日に訪ねた西原村の日置和彦村長には、突然の訪問にも関わらずご面会のお時間を頂き、お話を伺うことができました。

 

熊本地震の時、西原村では仮設住宅が迅速に手配できました。
その理由は、地震を見越した備えがあったから、ということを今回初めて知りました。

 

地震発生確率については当時の阪神淡路が8%。2016年の熊本は7.6%であったそうです。
http://www.j-shis.bosai.go.jp/map/

 

そして活断層の存在、山の地盤沈下から、次の災害を想定されていたとのことです。
このことから、西原村ではいつか来るであろう地震に備え、熊本地震が起きる半年前に用地を買いあげ、そこを防災拠点とすべく体育館のような設備を立てる青写真を描かれておられたそうです。

 

しかしその時点で地震が起きてしまったため、この構想は延期となり、その地に仮設住宅が建てられることになったとのこと。
しかし、こうした土地があったことは、住民の皆さんの日常復帰に大きな成果となったというお話でした。

 

備えの大切さを勉強させて頂きました。
ハード面での備え。ソフト面での備え(薬剤師はここに関わります)。どちらも本当に大切です。
西原村・日置和彦村長、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

 

なお、この西原村を舞台としたドキュメンタリー映画「西原村」が制作されようとしています。
https://camp-fire.jp/projects/view/64810

 

日置和彦村長の力強いコメントもあります。
私も微力ながら何らかの形で応援できればと思っています。

 

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